「医学研究の利益相反に関する指針」の細則

一般社団法人日本医療機器学会(以下、本学会)は大正12 年(西暦1923 年)3月に医療機器等に関する科学と技術の発達に貢献し普及を図るとともに、医療の進歩及び医療機器産業の発展に尽くすことを目的に創立された.そして、産学連携による医療技術、機器の改良開発ならびに医療安全の発展に寄与することにより、医学・医療の質の向上を目指し、人類の健康と福祉に貢献することを目的として活動を行ってきた。

本学会は、医師、医学・医療の研究者、看護師、臨床工学技士、滅菌技士、材料部職員等の医療関係者と、医療機器の研究開発に携わる理工学研究者並びに、製品開発・製造・流通を担う医療機器関連企業の社員など、幅広い分野の多職種の会員が加入する学術団体である。

特に営利を目的とする企業・法人組織や団体に勤務の会員(以下C 系学会員)とその他の公的医療機関、研究施設など所属の会員(以下S 系学会員)が相互に密接に連携し、医療・医療機器などの進歩発達に寄与することを標榜して活動していることが本学会の特徴である.本細則では、会員の学会活動の利益相反(Conflict of Interest、COI と略す)状態を公正にマネージメントするために、日本医学会の「医学研究のCOI マネージメントに関するガイドライン」に則して、「医学研究の利益相反に関する指針の細則」を次のとおり定める。

「医学研究の利益相反に関する指針」の細則