ご挨拶

 

医療は、もとより医療機器無しでは成り立ちませんが、昨今の画期的な新技術の開発・臨床応用が進む中で医療機器は日々高度化し、その重要性は増すばかりです。
新しい機器の開発には、産学の連携が必要不可欠です。
アカデミアも医学部だけでなく、工学部や理学部など多学部との協力が必要です。
ものを作る製造業と医療の現場をつなぐ販売業の方々の知識と技量も重要です。
昔は専ら医師と看護師が中心となって行っていた様々な手技・機器の使用も、臨床工学技士の力なくしては行えなくなっています。安全で確実な器械の再生処理を行うには、滅菌管理学の進歩とスタッフに対する適切な教育・指導、体系づくりが必要です。
本学会は、これらすべてに関わり、医療の進歩、人々の健康を守るために100年の長きにわたって貢献してきました。

理事長 深柄 和彦

私は外科医としてキャリアを開始し、臨床に研究に力を尽くしてきました。2009年に東京大学に戻ってきてからは、手術部・材料管理部で主に部門のマネジメントに当たり、現在は病院の執行部メンバーとしても病院運営に関わっています。本学会入会させていただいてまだ16年程度と、年は取っていても会員としては経験が浅い中で理事長にご選任いただきました。その手腕に不安を覚える方々もいらっしゃるかもしれませんが、医療に関わる多業種・多職種の方々との出会い・お付き合いの中で育ててきた自分の力と素晴らしい役員・代議員・委員会委員・会員の皆様のご協力のもと、本学会をさらに発展させていく所存です。何卒、ご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 日本医療機器学会
理 事 長 深 柄 和 彦