消化器内視鏡の洗浄度調査に協力していただける施設を募集します‼

消化器内視鏡の洗浄度調査への協力施設の募集案内

　一般社団法人日本医療機器学会では、消化器内視鏡の清浄度の質管理を目的として洗浄後の消化器内視鏡の残留タンパク質量の調査を計画しています。この調査は、国内での消化器内視鏡における感染対策を行う上で、国内の現状を確認するとともに今後の対策の方針を立てていく中で重要な情報となります。
　この調査は、一般社団法人日本医療機器学会と一般社団法人日本消化器内視鏡技師会の共同事業として、日本医療機器学会 滅菌技士認定委員会が中心となり内視鏡メーカーの協力を得て進めております。今回、この調査を進めるにあたり、洗浄度調査にご協力いただける病院を下記要項にて募集いたします。

① 調査にかかる資材や調査費用の負担は発生いたしません。
② 消化器内視鏡からのサンプリングは施設にて実施して頂きます。サンプリングの手技に関しては、調査担当者が訪問し指導を行います。
③ 今回の募集では、滅菌技師/士もしくは中央材料部が消化器内視鏡のリプロセスの管理を行っている施設に限定させて頂きます。
④対象とする内視鏡はオリンパス株式会社もしくは富士フイルム株式会社製 上部消化器内視鏡、下部消化器内視鏡および十二指腸内視鏡になります。各５本の調査を行いますが、すべての内視鏡を保有していない施設でも調査にご応募いただけます。
⑤ 収集したデータは、解析を行い論文として公表予定です。
⑥ 実施施設の選定については、滅菌技士認定委員会に一任いただくことをご了承ください。

　ご応募いただいた病院に対しては、滅菌技士認定委員会 担当者からご連絡いたします。その際に、保有内視鏡や洗浄器などの情報を提供して頂き、選定の情報とさせて頂きます。

施設選定基準

①、②は必須条件とし、③以下は優先順位とします。

①第1種滅菌技師あるいは第2種滅菌技士が管理を行っている。
②過酢酸製剤もしくはフタラール製剤でリプロセスを行っている。
③オリンパス製もしくは富士フイルム製の両社の内視鏡、またはどちらかの内視鏡を保有している施設。
④十二指腸鏡検査が多い（特に富士フイルム製内視鏡を保有している）。
⑤施設規模は問わない。
⑥日本内視鏡技師会が選択した施設は日本医療機器学会では選択しない

電話番号：03-3813-1062

メールアドレス：ikenoya@jsmi.gr.jp

ご協力いただける病院の皆様からのお申込をお待ちしております。
申込を希望される場合は、協力申込書のご提出をお願いいたします。
申込用紙はこちらからダウンロードください（エクセル様式）。

申込締切日：2025年3月31日（募集数に達した場合は早期に申込終了する場合があります）