理事長の遠足(4) 第31回機器と感染カンファレンス in 仙台

 

第4回 
第31回機器と感染カンファレンス in 仙台

 

9月10日(土)、第31回機器と感染カンファレンスに参加するために仙台市へ行ってきました。カンファレンスの会場は仙台駅前の仙台市中小企業活性化センター多目的ホールです。JR仙台駅に直結しており、徒歩2分の便利なところです。
本カンファレンスはCOVID-19の影響で2回にわたり延期となったため、今回、満を持しての開催です。(延期になった影響で、第31回が第32回の後となってしまいました。)
大阪から仙台市までの旅路は、伊丹空港から仙台空港まで飛行機で1時間15分、そこからJRで20分。東海道新幹線と東北新幹線を乗り継ぐと4時間半程度でしょうか。
宮城県には学会とかセミナーなどでよく来ます。でも来るのはいつも仙台だけで、それ以外のところには行ったことがありません。仙台市内の観光も経験なし。
ということで、今回はカンファレンスが始まる直前の1時間を利用して、超時短市内観光をしてきました。行先は、仙台藩祖伊達政宗公霊屋 瑞鳳殿。

1637年に建立された伊達政宗公の霊屋瑞鳳殿は桃山の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築で、1931年に国宝に指定されるも戦災によって焼失。現在の建築は1979年に再建されたもの。敷地内には、二代、三代の霊屋の他、発掘調査の資料を展示する資料館がある。とのことです。

仙台駅前から「るーぷる仙台」というレトロチックな巡回バスに乗って「瑞宝殿前」下車。天気は快晴。バスを降りて最初に見えたのは山の斜面の上まで続く石の階段! えっ、聞いてないよ、と叫びそうになりましたが汗を流して登ってきました。

今回のカンファレンステーマは「COVID-19と基礎から学ぶ低温滅菌」です。

世話人を引き受けていただきました、東北大学病院材料部部長の江島先生にはCOVID-19による2度の延期を含めて、大変お世話になりました。
カンファレンス前半では、東北大学病院材料部の中川師長と太田副師長の司会のもと、(株)ウドノ医機学術部の栗原さんによるエチレンオキサイド滅菌の基礎と取扱注意点のお話、キヤノンメドテックサプライ(株)ヘルスケア生産統括部の小山さんによる過酸化水素ガス滅菌のお話、ゲティンゲグループ・ジャパン(株)サージカルワークフロー事業部の高野さんによるLTSF滅菌の仕組みのお話、そして、地元東北大学病院材料部の第1種滅菌技師である藤島さんにはEOG滅菌の実際の運用の紹介をしていただき、その後、理事長の司会でQ&Aを行いました。質問用紙を提出していただいた会場の皆様、ありがとうございました。
休憩を挟んで後半は、世話人の江島先生の司会で東北大学大学院歯学研究所国際歯科保健学分野の小坂教授にCOVID-19の現状と課題について、最新のとても興味深い講演をしていただきました。
最後まで聴講していただいた仙台の皆様、本当にご苦労様でした。皆様の今後のご活躍に期待しています。

さて、カンファレンス終了は17時15分。17時45分のJRに乗らないと伊丹行き最終便に間に合わないのだけれど、駅まで2分の利便性なので余裕で大丈夫です。

次回の遠足は、11月5日(土)第26回病院サプライカンファレンスで福岡です。WEBでライブ配信もします。まだ参加受付中ですよ。

https://www.jsmi.gr.jp/jsmi-info/26thsupply/ です。